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美容家では語れない!化粧品開発者だから話せる 冬から春にかけての「コスメの衣替え方法」



コスメの衣替えとは…
冬から春への季節の変わり目は、短時間で気温や湿度の変化が激しく、肌がついてこられずに拒否反応となって、肌にトラブルがおきることがあります。4月始まりが多い日本では環境の変化によるストレスを感じる人も多い時期。また、花粉症などで肌荒れを起こす人も年々増えてきています。
「冬には問題無く使用していたコスメが季節の変わり目になったら、なんだか合わなくなってきた・・」という声もよく耳にします。メイクアップでも、春は薄い・明るい色が好まれ、肌質がより分かりやすくなります。
なるべく肌に負担をかけずに季節の変わり目を乗り切るには、「コスメの衣替え」がオススメです。



「攻めずに守る」がポイント!
一般的には「攻撃こそ最大の防御」と言われますが、「コスメの衣替え」に関してはその逆、「防御こそ最大の攻撃」になります。紫外線という肌への敵が増える夏を迎える前に、いかに冬→春へ上手くシフトチェンジするか?




美容成分と呼ばれるものは10種類以内を選ぶ!
●●エキスが何十種類!というものは避ける!


化粧品原料の安全性はどれも同じ。言い換えれば、トラブルが起きる確率はどれも同じです。食べ物と同じように、化粧品原料においても、製品としては問題無いけれど、体質によって合う・合わないが出ます。
例えば、卵は栄養価が高く、食品として優れていますが、卵アレルギーがある人にとっては毒にしかならないのと同じこと。

成分の種類が増えれば増えるほど、肌に合わない原料に出会う確率は上がります。

天然成分と呼ばれる植物エキスや植物オイルなどは必ずしも肌に優しいとは限りません。
食べ物としての栄養素も同じですが、植物・動物に含まれる成分(栄養素)は全ては明らかになっていません。
健康に良いとは言われているけれど、どの成分が実際に効果を出しているか?が判明していないものも多くあります。分からないということは、トラブルが起きる可能性も未知の部分があるということ。安全を期すのであれば、欲張らず、数種類程度にとどめることをオススメします。

また、植物エキスなどがコスメにおいては大変人気で、安全性が高いイメージがありますが、先に説明した通り、判明していない成分を抱えているエキスよりも、植物由来で合成した成分の方が、化学的な‘つくり’が判明しているので、より安全とも言えます。

もちろん、植物エキスでも長い期間使われて、トラブル報告が無い成分も多くありますので、「よく見かける」「多くの製品に使われている」ものを選ぶのが良いでしょう。




肌の力が弱っている時は、とにかくトラブルをこれ以上起こさないことが重要。長く利用されてきて、その時間の中でトラブルの報告が無い(少ない)成分を選ぶ方が確実です。

最新成分●●配合!とか、ここ最近になって耳にするようになったなと感じる成分などは、あえて選ばないことをおススメします。

長く利用されているということは、歴史が、安心・安全で効果を感じる人が多いという結果を示しているわけで、何らかのトラブルがあれば化粧品原料として生き残れないのです。

化粧品の安全性は製品化し販売されるまでに、各メーカーがしっかりとルールを守って問題無いと判断できるクオリティーまで持っていきます。しかしながら、発売される前に取れるデータには限界があります。何万人と調査はなかなか出来ないのです。その為、発売後に問題が発見されるケースもあり、このケースは決して今に始まったことでは無く、昔から一定の確率で起こり得たことなのです。

例えば、記憶に新しい美白化粧品の白斑問題。問題となった美白成分は医薬部外品の有効成分です。ルール通り作られていますし、大手メーカーの医薬部外品の化粧品でトラブルが起こったというのにビックリされた方も多いでしょう。
この成分は、化粧品原料としては比較的新しい成分です。このことから分かるように、大手メーカーであろうが、医薬部外品であろうが関係なく、新しいものにはどんなものにも「未知」な部分が残っているということです。

化粧品の分野以外、例えば家電製品などにおいても、最新モデルの発売時に購入したものからトラブルが判明した…なんて話も良くありますよね。これと全く同じということではありませんが、人間が作ることですし、どんな化粧品であっても100%の安全はあり得ないです。

発売前に既に様々なデータ(効果や安全性に関して)がありますが、それに「歴史(時間)の結果」をプラスして成分を選ぶことが、100%の安全に近づく方法です。

ただでさえ、敏感な季節の変わり目の肌。ミーハー心を捨てるのも、美肌への近道です!




コスメの美肌成分というと、いかにプラスの肌にしてくれるか?で選びがち。この時期はプラスになったかどうか?では無く、マイナスになっていないか?を気にする方が良いです。
コスメの美肌成分には様々な役割があり、
ダメージを受けやすい時期にオススメなのが、「細胞賦活(さいぼうふかつ)作用を持つ成分」と「消炎作用を持つ成分」。

「細胞賦活作用とは?」…賦活は働きが衰えた細胞に対し作用し、機能を活性化し、皮膚状態を回復させる働きのこと。

マイナス●才な肌を目指したい!、美白したい!というプラスの効果は肌の状態がゼロリセットされてから取り組む方がより効果が見込めると思います。

まずは、回復してくれる下記のような成分が配合されているものを選びましょう。

細胞賦活作用成分

◇ビタミンE、トコフェロール
◇オタネニンジンエキス
◇ダイズエキス
◇アロエベラ葉エキス、アロエベラエキス(2)
◇海藻エキス
◇発酵エキス
乳酸菌、酵母、納豆、麹、米、乳酸桿菌発酵のブドウ・セイヨウナシなど

消炎作用成分
◇アラントイン
◇ビタミンE、トコフェロール
◇グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸2カリウム、グリチルリチン酸2K
◇アロエエキス
◇カミツレ花エキス、カミツレエキス
◇カワラヨモギエキス
◇モモ葉エキス
◇ユーカリ葉エキス、ユーカリエキス
◇ヨクイニンエキス




肌荒れを起こしている場合は化粧水のように水分が多いものを使うと刺激を感じやすくなります。この時期は油分が多い乳液やクリームタイプを使うことで油分が他成分の刺激を守ってくれるので刺激を受けにくくなります。また、刺激を感じる人が多い成分が入ったものを避けるのも方法の1つです。
よく使われる「エタノール・フェノキシエタノール」はアルコールで傷口に入ると痛みを感じますので、不使用のものを選びましょう。

天然油脂(馬油・椿油・オリーブ油・マカデミアナッツ油・シアバター・アルガンオイル)などは基礎化粧品の場合、酸化しやすいので高い濃度で配合しにくい欠点を持っています。
これらの効能をしっかりと得たい場合は、他成分が入っていない、オイルだけのもの(その成分が100%であるもの)を使用する方が良いです。

化粧品に配合されている場合は安定性の高い、ホホバ油・スクワランであれば高濃度の配合が可能ですので、このオイルを選ぶ方が、効果は得やすくなります。

精油を使用する場合は、必ずその精油が化粧品用に作られたものか否かを確認しましょう。
アロマ用に販売されている精油は「雑貨」です。雑貨ということは化粧品の安全基準では作られていないものということ。良かれと思って塗布したらトラブルが起きる・・という可能性がありますので、安易に使用するのはオススメ出来ません。

普段使っている化粧品に自分で精油を混ぜて使われる方もいますが、成分同士の相性によっては悪影響が出る場合もありますので、混ぜて使用するのも避けましょう。




スキンケア化粧品以外にも、メイククレンジング、洗顔時に刺激を感じやすくなる場合もあります。
いつも使っているクレンジング・洗顔料の刺激が気になる場合は、洗う時もシンプルな作りのものを選ぶというのも1つの手段です。

◇メイククレンジングは食用油を使う!
「料理に使用するオイルを使ってメイクを落とす」ということです。

・サンフラワー油、トウモロコシ油、紅花油、ダイズ油、コメ油 等

一般的なオイルクレンジングと呼ばれるクレンジング方法はオイルでメイクを落とす仕組み。これと同じ仕組みが食用油でも得られます。

市販のオイルクレンジングにはオイル以外の成分も含まれています。その為、防腐剤などの成分も含まれるケースもありますので、食用油を使う方がシンプルなケアが出来ます。食用油は、ほとんどが油だけで出来ていますので、非常にシンプルです。また、先に上げたオイルには、肌に良いビタミンEも豊富に含まれていますので、美容効果も見込めます。これらのオイルは、融点が低く、伸びがよく、使い勝手が良いです。

-方法-
(1)メイクの上から、手で優しくオイルを馴染ませます。
(2)無理に擦らず、メイクが浮いてくるまで時間を少し置きます。
(3)コットンなどで優しく拭き取ります。

オイルであればどれも同じ効果が得られます。
融点が高く、フラワー油よりは少し使いにくくはなりますが、オリーブオイルでもこの方法が有効です。

但し、シンプルな作りゆえ、ウォータープルーフが強い化粧品の場合は落ちにくくなります。時間を置けば落ちますが、強いタイプの化粧品を使っている場合は、市販のクレンジング剤を使用するのが良いです。
また、オイルは、まつ毛のエクステンションを付けている方には適しません。エクステ用のクレンジング剤を使用して下さい。
マスカラもこの方法では落ちませんので、この方法を行う場合は、お湯で落ちるタイプのマスカラを使用して下さい。(洗顔時にお湯を使用することでマスカラが落ちます)

日焼け止めを使用する場合、紫外線散乱剤を多く使うSPF30以下のものは、石鹸でも落ちます。紫外線吸収剤と呼ばれるもの(SPF30を超えるとこの成分が使われるようになります)はオイルで浮かせて落とすことが可能です。ウォータープルーフと同じで、強い場合は落ちにくくなりますので、強いものを使う場合は市販のクレンジング剤を使用するのが良いです。

◇洗顔はシンプル固形石鹸を使う!
オイルでメイクを落とした後は、シンプルな固形石鹸で洗顔することをおススメします。
しっかりと泡立てて、優しく洗顔しましょう。

石鹸は固形のため、配合される成分が一般的な洗顔フォームよりも少ないです。一番シンプルなのは「石けん素地100%」のもの。

最近では、洗顔石鹸として美容成分を色々と配合されたものも多くありますが、固形のため、配合量には限界があります。洗うという部分においては、ほとんど差が出ないものなので、好きな使用感のものを選ぶと良いでしょう。比較的安価で手に入りますし、コストパフォーマンスも良いと思います。

石鹸は普段よく見かけるもので大丈夫です。例えば牛乳石鹸とか、昔からある石鹸です。

石鹸を使うと肌がつっぱる感じになりますが、この‘つっぱり’は乾燥によるものではありません。石鹸の成分が肌に残り感じる現象です。肌には問題ありませんので、洗顔後、保湿等のスキンケアをしっかりすれば大丈夫です。

食用油でのクレンジング、石鹸での洗顔は、あくまでも「スキンケアをシンプルにする」という目的での方法。
ウォータープルーフには、それ専用に配合されたものの方が良いですし、市販の洗顔フォームは石鹸よりも泡立ちやすく、使い勝手が良いです。状況・状態に応じて使い分けるのが良いでしょう。



化粧品開発者/コスメ成分アドバイザー 尾崎幸子
文系の大学を卒業後、人材ビジネスに10年間従事。その後シャンプーのPRに関わったことを機に化粧品に興味を持ち、大手化粧品メーカーの開発などを手掛ける化粧品開発者に弟子入り。化学の基礎から化粧品処方までを学び、2013年11月、自ら開発したジェネリック発想コスメ「MUQ」を発売。自身が皮膚疾患を抱えていることもあり、身体に優しく、正しく機能する化粧品を現在も開発中。日々ビーカーを片手に実験に勤しみながら、客観的に正しいコスメ情報を発信すべく、「コスメ成分アドバイザー」としても活動中。

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