開発者がビーカーを片手に思う事
No.14 脱赤鼻!たった3つの成分を覚えるだけ!お得に肌荒れを回避する方法とは?!
脱赤鼻!たった3つの成分を覚えるだけ!お得に肌荒れを回避する方法とは?!
ハロウィンが終わったと思ったら、街中は直ぐにクリスマス。
華やかで良いですが、なんだか急かされてる気もしてなんとも言えない感じです(^_^;)
さて、歌にもある「真っ赤なお鼻のトナカイ」、あなたもなっていませんか?
この時期、風邪などの影響で鼻をかんだりして鼻の周りが赤くなってしまう人も多いハズ。
秋の花粉症からそのまま風邪に突入した人は特に大変だと思います。
刺激を減らすためにお高いティッシュペーパーが売れたりしていますしね。
「赤鼻」に悩まされている方は多いでしょう。
いくらクリスマスといっても、自分が赤鼻のトナカイになるのはよろしくありませんね(>_<)
そこで赤鼻のトナカイ防止策を考えました。
必要なのは抗炎症効果です。
まずはたった3つの成分だけ覚えて下さい。
それは、
(1)グリチルリチン酸2K
… グリチルリチン酸ジカリウム、もしくは、グリチルリチン酸二カリウムとも記載されたりします
(2)グリチルリチン酸ステアリル
(3)アラントイン
これだけ。
これらの成分は抗炎症成分です。
荒れたお肌を整えてくれる効果があります。
それぞれ特徴があり、多少異なる部分はありますが、化粧品に使われる抗炎症成分のトップ3ですね。
医薬部外品の有効成分として配合されるケースが多いです。
医薬部外品化粧品で抗炎症をうたっているもののほとんどが、このいずれかの成分が配合されているでしょう。
なのでこれだけ覚えればどうにかなります。
この成分が配合されているかどうかを確認しましょう。
部外品の場合、何が有効成分か記載されていますから見つけるのは簡単です。
むしろ記載されているので実は覚える必要がありません。裏側をきちんと見れば良いだけ。
この抗炎症効果だけを狙うなら正直、医薬部外品から選ぶのが良いです。
理由は配合量が決められていますし、成分名を覚えなくとも容易に見つけられますから。
医薬部外品の有効成分は決められた量を配合しなければいけません。
化粧品の場合、配合量は料理で言うレシピですから企業秘密です。
全成分表記を見ても分かりません。(但し、一部メーカーでは配合量を記載しているところもあります)
本当に効果が出る量が入っているのか?
化粧品において気になることの1つですよね。
医薬部外品の場合、有効成分においては配合量が推測できますので効果が期待できるのです。
覚える必要が無いのに覚えるの?
と思っているでしょう?!
ここからがポイント!
覚えることで『お得に』選ぶことが可能となるのです!!
そもそも医薬部外品の化粧品と一般の化粧品、皆さんが気にする「低刺激」「安全性」などの考え方は同じです。
医薬部外品だからといって必ずしも低刺激で安全とは限りません。
体質により「刺激」と感じる成分は人それぞれ。
医薬部外品の場合、比較的刺激のない成分を選ぶ傾向があるのでそう勘違いされているのでしょう。
敏感肌≠医薬部外品
なわけです。
本当に自分に合った化粧品を探すのであれば幅広く探すのが良いのです。
超敏感肌の私が身を持ってお伝えできることの1つです!
私自身、医薬部外品で合わない化粧品は沢山あります。
反対に、皆さんから見ると‘刺激高そう’と思われる製品が実は私にとって超低刺激だったり・・ということもあります。
先に挙げた3つの成分、実は医薬部外品で無い化粧品でも同量を配合するとが可能です。
有効成分は医薬部外品で無いと得られないと思っている方、間違いですよ!
実は医薬部外品で無い化粧品にもしっかり配合されているものはあります。
現に私はMUQへグリチルリチン酸2Kとアラントインを配合しました。
配合量も医薬部外品として申請できる量です。
何故医薬部外品があるのか?
メーカーにおけるメリットはここだと思います。
・医薬部外品の有効成分においては効果効能を謳って良い
・医薬品のような印象を持たれイメージが良い
・有効成分において効果が期待できる
消費者においても「分かりやすい」という点でメリットがありますしね。
悪いものではありません。
反面デメリットもあります。
これが私が3つの成分を覚えて欲しい理由です。
・有効成分以外の成分は表示義務は無く、表示順も自由
・医薬部外品の申請には手間とお金が掛かるため価格が高くなりがち
・他の美容成分に力を入れていない製品もある
という点。
化粧品の全成分表記、基本配合量の多い順から記載されることはだいぶ知られてきました。
細かくは分からないけど、その点だけはチェックするという人もいるでしょう。
医薬部外品の場合、そのルールはありません。
有効成分が何かと記載してあれば、その他の成分は記載する義務もありませんし、記載したとしても順番は自由です。
必ずしもバラバラに記載されている訳ではありませんが、どれが正しいのかの見分けはつきません。
予想がつかないんですね。。。
他の成分の配合量もなんとなくでも良いから予測したいと思うなら部外品以外のものの方が正しい確率が上がるでしょう。
使う側(消費者)にも責任がありますが、医薬部外品にすることで勝手に医薬品のイメージがつき、高額でも売れてしまうという点。これも問題。
同じメーカーで同じような製品、普通の化粧品と医薬部外品では、医薬部外品の方が高額になっているケース、見たことありませんか?
確かに手続きに費用が掛かります。中小企業であればとくに面倒な作業です。
私も医薬部外品にするか否か?と考えたこともありましたが、手続きの面倒さと費用、その他制約もあることからやめましたしね。
この手間賃、消費者側がしっかり理解してくれれば、減らすことができると思うのです。
皆さんの選び方が変われば、メーカー側も無駄な費用をかけなくて済む日がくるかもしれません。
更にここからは私が今まで見てきた結果ですが、医薬部外品になると皆さんが欲しいと思う美容成分が少なくなりがちだなと。
どこにポイントを置くか?という点の問題だと思います。
部外品でなければ効果効能は謳えませんから、どんな美容成分を配合するのかが非常に大事。
でも、部外品になれば、少なくとも1つは確実に効果効能を謳えるわけでして、美容成分の種類などに頼りきる必要が無くなります。
医薬部外品は低刺激を謳っているものも多いこともあり、皆さんが欲しいと思うような最新鋭の美容成分と同居することは少なめと感じます。
このデメリットを簡単に回避するなら、抗炎症においては医薬部外品を、その他美容成分を期待するのであれば部外品で無いものをと合わせて使うのが良いでしょう。
コストは倍になりますけど。。。。
コストも炎症も抑えたい!美容成分もきっちり欲しい!使う化粧品の種類は少ない方が良い!という人(私ですけど(笑))、
頑張ってこの3つの成分を覚えて、部外品以外の製品からしっかり配合しているものを探し出しましょう!!
部外品で無ければ有効成分の配合量は予測できませんが、配合の有無は確認出来ます。
肌荒れが気になる時、ちょっと意識して、この成分の有無を確認するだけでも効果が期待できますよ!
部外品の申請が必要ない分、コストも抑えてありますしね!
赤鼻は炎症の証。
炎症が続くとくすみやシワの原因になります。
特に鼻の周囲は皮脂も出やすく、デコボコもあるため、メイクをキレイに乗せるのが難しい箇所です。
顔の中心にあり、目が行きやすいですしね。
冬を美しく乗り切るためにも是非覚えて下さいね!
次回はそれぞれの抗炎症成分についておススメの使い方をお伝えしたいと思います♪
脱赤鼻のトナカイ!この冬は美しく過ごしましょう!
抗炎症成分「アラントイン」配合!
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抗炎症成分「グリチルリチン酸2K」配合!
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